レジーのブログ(旧)

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アイドルと自意識、アイドルの自意識1 -アイドル戦国時代の中心で平凡を叫ぶ

司会者「さて、いよいよAKB48の話に入るわけですが、このブログの元ネタであるkenzeeさんのブログでもアイドル論が始まってます」

レジー「昔の映画の話をしてると思ってたらいつの間にかアイドル話に。あとブログの名前も変わってるし」

司会者「「誰か有名人にツイートされたとかじゃなくアクセス増」みたいなことが書いてありましたけど、こちらはいまだに有名人頼みですね」

レジー「まあまだ始めたばっかりだからね。何とかその領域に辿りつきたいですな。で、kenzeeさんのアイドル論は「アイドル」の概念を広くとって尾崎とか小室とかそういうのも踏まえつつ核心に迫ろうとしています。この先も面白そうなので、未読の方はぜひ読んでみてください」

司会者「我々は当事者としてできる話をしましょう。で、AKB48についてですが。てかそもそもいつから好きなんですか?」

レジー「うーん、何か気がついたら結構詳しくなってたんですよね。過去のツイートさかのぼると、2010年2月4日に「やっぱ柏木由紀と渡辺麻友がいいな」ってつぶやいてます」

司会者「ゆきりんという呼び名ですらない」

レジー「たぶんこの辺から気になりだしたんだと思います」

司会者「タイミングでいうと「桜の栞」ですかね」



レジー「そうなんですが、そのちょっと前に総選挙の順位ごとに水着になってるムックを本屋で見かけたんですよね」

司会者「「水着サプライズ」ね」



レジー「で、あー最近のアイドルは歌う人たちでも積極的に水着になるのかーとか思って試しに買ってみたら、なんだかわいい子結構いるじゃん!と。そこからですかね。それまでは世間的によく言われる「AKB48はブスばっかり」「みんな同じ顔」みたいな論調を漠然と受け入れてたから」

司会者「高校生みたいなはまり方ですね。で、一貫してゆきりん推しと。やっぱあれですか、胸ですか」

レジー「いや、僕は顔が好きなんですよ。ああいう顔がタイプです。そりゃ胸も好きですけど。あとぶりぶりしてるように見えてさっぱりしてるのが素敵ですね。レコ大とってみんな泣いてるのに1人だけ泣いてなかったりとか」

司会者「なんか超然とした雰囲気はありますよね」

レジー「あの感じ面白いんだよなあ。あ、あとやっぱり2010年初頭だと思うんだけど、AKB48が表紙のクイックジャパンを読みました。あれでいろいろ状況を把握した記憶がある」



司会者「えれぴょん懐かしいですね。まあ復帰してますが」

レジー「えれぴょんの脱退発表のあった代々木体育館のライブ、その日の昼公演に行ってったんですよね。言われてみれば表情が暗かった気がする。しかしまあどの面下げて戻ってきたんだって感じですね。僕は全く応援してません」

司会者「メンバー個人の話はこのくらいにしましょう。何となく「クイックジャパンで認識した」ってのが示唆的ですよね。「権威の力を借りた越境」とでもいいましょうか」

レジー「まあ実際は女子の水着に反応したのが先だけどね」

司会者「もちろんそうなんですが、「単なるアイドルではないよ」というラべリングがなされたわけですよねあの特集で」

レジー「確かに「語ると面白い人たちなのかな?」という気持ちになったことは否めないですね。AKB48と前後しますが、Perfumeにしろももクロのしろあの雑誌の表紙になることである種の層に発見されてる感じはありますね」

 

司会者「アイドルサイドからすれば、いわゆる「サブカル族」にアプローチするための通行手形。で、その「サブカル族」からすると、「聴いても恥ずかしくないよ」というパスポートのようなものになっているわけですね」

レジー「この辺のちょっと臭みのある環境はまた別途掘り下げたいと思ってます。で、AKB48の話に戻ると、秋元康はこの手の「“自分はセンスがいい”と思っている人」を満足させるための仕掛けってのを随所に織り込んでるんですよね。具体的にはクリエイターの人選なんですが。ぱっと思いつくところではこんな感じ」

桜の栞PV(2010年2月)、ドキュメンタリー映画第1弾(2011年1月)→岩井俊二
ヘビーローテーションPV、ジャケット(2010年7月)→蜷川実花
桜の木になろうPV(2011年2月)→是枝裕和
桜の木になろう ジャケット(2011年2月)→森本千絵
週末Not yet PV(2011年3月)→入江悠


司会者「最後のは厳密にはAKB48ではなくて派生ユニットのNot yetのものですね」

レジー「この曲ほんと好きなんだよなあ。タイミング的には世の中にAKB48っていう名前が実体を持って浸透し始めてきた時期に、こういう「ちょっと違いがわかってる風のクリエイター」を使うってのは秋元康の何とも言えないバランス感覚ですね。単に有名になるだけじゃなくて、「質」の部分でも評価されたいんでしょうね」

司会者「別にそんなこと気にしないでもいいのにね、ガチのマスマーケットで戦ってるのに」

レジー「別冊カドカワの秋元康特集号にてこんなことを言ってます」

僕がいちばん言われたい言葉っていうのはさ、“・・・・意外と、イイよねぇ~?”なんだよね(笑)



司会者「へえ」

レジー「「AKB48ってただの流行りものだと思ってたけど、意外といいじゃん!」って言われたいんでしょうね。「ただの流行りもの」を見下すような層への強烈なライバル心があって、それがああいうスタッフィングにつながってるのでは。昔から大衆芸能の世界で勝負している中で、そういうのを馬鹿にするスノッブな奴らへの対抗意識があるんでしょうね」

司会者「なるほど。ところでここまで音楽の話全く出てきてませんけど」

レジー「あ、気がつきました?そうなんですよ。AKB48を語るときに、音楽の話はどうしても後ろの方になる。さっき話題にしたクイックジャパンでも、Perfumeとももクロの号にはディスクレビューががっつり載ってるのにAKB48のときは仕組みや環境の話に終始してるんですよね」

司会者「スノッブな奴らをやっつけたいなら、音にもそういう仕掛けをねじこめばいいのに」

レジー「秋元康としては、音楽は「平凡」でいいってのがあるんじゃないですかね。実際に彼女たちの曲を歌ったり踊ったりするのは10代の女の子たちだったりするわけで。読み解くのが好きな大人に向けてネタを仕込みつつ、音楽はわかりやすく、もっと言えば歌いやすく。加えて、女の子の親たちが嫌がらないような歌謡曲フレーバーを散りばめると。そうするとベタなものが好きな大人も反応してくる」

司会者「小倉さんがとくダネ!で絶賛したりよしりんがハマっちゃったりするみたいな話ですね」

レジー「そうそう。それが「ヘビーローテーション」を始めとしたカラオケボックス制圧につながる。握手券で売上ドーピングしてるとか言われがちだけど、日本で一番「歌われている」人たちがAKB48だという事実は過小評価しちゃいかんと思うんですよね」

司会者「国民歌唱のための歌としての役割を徹底的に果たしていると」

レジー「で、AKB48という絶対王者が「つまらない、けど皆に歌われる」ってポジションを完全に引き受けているってのは、アイドル戦国時代と呼ばれる周辺のシーンに音楽面ですごく良い影響を与えていると思うんですよね」

司会者「ほう」

レジー「「アイドル戦国時代」って呼び方が出てきたのは2010年5月の「MUSIC JAPAN」あたりからですが、まあ「戦国時代」とか言いつも実態は「AKB48の1強、アイドルとも呼びづらくなってきたPerfume、あとは有象無象」って感じだったと思うんですよね。そういう中で、「アイドル」というものにスポットライトが当たった。で、メインプレーヤーは「ど真ん中を追求する」ことを徹底してやってる。同じことをやっても潰される。じゃあ私たちは違うことをやるべきではないか?という発想になるのは自然だと思うんですよね」

司会者「差別化によってポジショニングを明確にすると」

レジー「特に「アイドル」というビジネスは歌い手と作り手が分離してるのが基本だから、「時代とか関係なく俺の魂の叫びを聞いてくれ!」みたいな話にはなりづらいってのが構造的にあると思います。そこが自作自演がベースのギターバンドとの決定的な違い。あの世界は「自分の思っていることを歌う」が絶対善になってるから」

司会者「自意識が優れてると作品も優れてる論か。優れた自意識ってのもよくわからんけど」

レジー「その「優れた自意識」ってのも似たような情報から生成されてたりするわけだしね。あとギターバンドのシーンは現状「ど真ん中」がよくわからないから、みんなでその「芯」を何となく探り探りやってるうちに似たような音が増えていく」

司会者「「小室エイベックス!」とか「ビーイング!」とかそういうのとの距離感を測れた時代の方がやりやすかったでしょうね」

レジー「聴き手としてもわかりやすかったしね。つまりアイドルシーンにおけるAKB48は、往年の「TKサウンド」とか「ビーイングの音」みたいな「仮想敵」なんですよ。そこが強者として存在するから、カウンターの多様性も担保されてくると」

司会者「バンドやってる人たちも、AKB48を仮想敵にして戦えばいいのに」

レジー「ほんとは「握手会に行ってる高校生男子をどうやってロックのフィールドに引きずり込むのか?」ってのが骨太な問いだと思うんだけどね。どうもそういう視点でやってる人たちは少ないような印象があります。まあその辺の話は置いておくとして、じゃあどんな感じで多様化してるのかってのを最後に紹介しようかと。気になってるアイドルグループ3つあげておきますね。この3つがCD屋で「アイドル」という棚にまとめて売られてるって状況は結構面白いと思います」







司会者「ダンスミュージック、渋谷系ギターポップテイスト、ヒップホップと。確かに「女の子が歌っている」以外に共通点がない」

レジー「ちゃんとしたプロの方が作ってるので音だけで全然聴けますよ。まあそもそも超美少女が歌ってるってわけでもないし」

司会者「さりげなくビジュアルのdisが入ったところで一旦終わりにしましょう。次回も続きますか?」

レジー「そうですね。ますます保守化するAKB48、そんな中控えているゆきりんのソロデビューの可能性みたいな話をしたいなと思ってます」

司会者「ちょうど組閣もやってますしね」

レジー「そうですね。もうありゃアイドルグループじゃなくて会社だな。組閣というか人事異動でしょ。ちょっとはその辺りの話もするかも」

司会者「できるだけ早めの更新を期待しています」
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