レジーのブログ(旧)

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【第4回】あの1023円で何が買えたか? -もはや誰も顧みない90sJ-POPを勝手に供養する-

レジー「前回の予告通り、今回は『あの1023円で何が買えたか? -もはや誰も顧みない90sJ-POPを勝手に供養する-』の4回目をお送りします」

司会者「第3回が7月だったので結構間が空きましたね」

レジー「いろいろとタイミングがね。意外とファンがいるらしいですよこの企画。お待たせしました。久々なのでルールを改めて」

アマゾンを巡回して「1円で買える90年代半ば~後半デビューのさして売れなかった人たち」のCDを3作品発見して回収(送料340円×3枚、総計1023円)→その中身について自分の思い出も交えて話をする

司会者「これまで取り上げたのはこの辺です」

第1回:After me/rough laugh/CURIO
第2回:cool drive makers/ZEPPET STORE/ROBOTS
第3回:SMILE/オセロケッツ/坂本サトル

レジー「こうやって並べるとなんか独特の香りが立ち込めてくる感じがあるな。そう言えば、KEYTALKってバンドあるじゃないですか。何かこの人たちってここで出してるような90sバンド感をうっすら感じるんだよなあ。「ロキノン的邦ロック」みたいな概念が生まれる前のバンドサウンド」



司会者「結構人気あるみたいですね」

レジー「この曲しか知らないけどわりと好きです。というわけで本題に入ると、今回の3枚はこちら」

90s4.jpg

司会者「さらにマイナー感が増してる気が」

レジー「まあここまできたらどれも変わらんよ。早速いきましょう」


『PEPPERLAND ORANGE ~夏の魔法~』/ PEPPERLAND ORANGE





司会者「これ販売価格10円になってますね」

レジー「僕買ったとき1円のあったんですよ。危ない危ない。これ前から取り上げたかったのに対象外になるところだった」

司会者「ペパーランドオレンジは1998年にメジャーデビュー、1999年に活動休止となりました。動画で貼った『夏の魔法』がポカリスエットのCMソングとして使われていました」



レジー「この曲しか知らなかったけど、ほんとに一瞬しか活動してなかったんだ。ちなみにこのアルバムにはセルフライナーノーツが入ってるんだけど、これ読むといろんなこと考えすぎて混乱してる感じがにじみ出てて、活動が長続きしなかった理由も何となくわかった気になってしまう」

司会者「少し引用してみましょう」

凝りに凝ったアルバムを作ろうと思えば、今すぐにでも出来たけれど「果たしてそれで良いのか?」と疑問を持ったのです。
(中略)
俺達が直に「見て、聴いて、触れて、感じたもの」だけを身体に吸収して、消化出来た物だけを「筋の通った俺達のやり方」で吐き出して行こうと思っています。二人で一緒にやっているから、一つの物の「見方、感じ方」が違って当たり前です。だからこそ「二つの個性の幅」を出して行けた方が良いと思っています。
「当たり前」になりたくないし、ちっぽけな概念にも縛られたくない。常に「現在」であり続けながら、みんなと一緒に成長して行きたいと思っています。そして、ペパーランドオレンジはユニットではなくて間違いなく「バンド」です。


レジー「正直なところこれ読んだだけだとどういう文脈でこの文章が出てきてファンの方はどう受け止めたかってのが全く分からないんだけど、いろいろ考えてしまうタイプの人たちだったのかね。今の時代だったらツイッターでこういうこと頻繁に発信して話題になったりしたんだろうか。で、ここで紹介した『夏の魔法』は後藤理沙の可愛さも相まってとても好きな曲でした」

司会者「後藤理沙は翌年のポカリのCMにも出演しています」



レジー「こっちのが有名かもね。センチメンタルバス」

司会者「後藤理沙はASAYANのオーディションにも出てましたね。池脇千鶴が選ばれた三井のリハウスのオーディションでした」

レジー「あれすごい一生懸命見てたんだけど、考えてみたらいわゆるアイドル的なものに初めてときめいたのがあのオーディションだった気がする。男子校ど真ん中の時期でこんなかわいい女の子たちと仲良くなりたいと思いながら見てたわ」

司会者「そんな後藤理沙もいまやAVに出る時代です」

レジー「この記事書くにあたって調べてたら中身のキャプチャが貼ってあるブログとか見つけたんだけど、全くときめかなかった。見た目の変わり様も含めてほんと辛い気持ちになった」

司会者「後藤理沙の話ばかりしてますけど肝心の音の方はどうですか」

レジー「アルバムの1曲目からわりと重めのギターが鳴ってて、想像してたよりもバンド然とした音でした。意図的に曲間が短くなってたり、コーラスワークが何気に凝ってたり、音楽的な企みのあった人たちなんだろうなあと思いました。あとは何となく歌詞が恥ずかしい感じというか、最近ここまでど直球な甘酸っぱいラブソングみたいなの意外とないんじゃないかなあ。『二人乗りの自転車』って曲があるんですけど」



司会者「デビューシングルです」

レジー「ど頭の歌詞が「二人乗りの自転車 急な坂道必死に飛ばした 強くしがみついた君の温もり幸せ感じてた」で、幼馴染の君とラムネを飲んだりふとした横顔に色気を感じたりするんですよ」

司会者「AKBの曲っぽいな」

レジー「そうですね。『二人乗りの自転車』って曲はAKBでもあるみたい」



司会者「アイドル絡みでいうと、ボーカルだった佐久間誠さんはBuono!の『消失点』の編曲などアイドル曲も手掛けてますね」



レジー「この曲は知ってたけどペパーランドオレンジの人が噛んでたは想像つかなかったわ。こういうリンクは嬉しいです」


『PRESENT』/RAZZ MA TAZZ





司会者「続いてはラズマタズです。94年メジャーデビュー、99年に解散しました」

レジー「このバンドはいつ取り上げようかとずっと思ってたんですよね。この企画のゼロ回目的な記事でも触れてるんですけど、もしかしたら「ポストミスチル」的な動きの走りなのかな」

司会者「ここで紹介した『PRESENT』は96年のリリースで、オリコン2位を記録しました」

レジー「ヘイヘイヘイにも出たし売れかけたんだよね」

司会者「以前「象の小規模なラジオ」に出させていただいたときにも言及しましたね」

レジー「そうですね。あの辺のやり取り印象的だったから書き起こしてみます。動画を貼った『Season Train』を流した後のパーソナリティーの皆さんとの会話です」

江戸原「これがまた懐かしい、RAZZ MA TAZZで『Season Train』でした」

レジー「こういう場で改めて聴くとちょっと恥ずかしい気持ちになるのはなんでですかね(笑)」

成川「衒いのないメジャーコード・・・(笑)」

江戸原「『MERRY-GO-ROUND』ではないんですね」




レジー「なんで『Season Train』かというと、これも恥ずかしい話なんですけど高校のとき僕これバンドでコピーしてたんですよ」

一同「(笑)」

レジー「この鼻にかかった歌い方をしてた記憶があります」

江戸原「90年代のバンドの鼻にかかった歌声は何なんですかね。でも当時の音は何か統一感ありますよね」

レジー「この辺はミスチル・スピッツ以降の歌をちゃんと聴かせるロックバンドフォーマットというか」

江戸原「ちょっと世代が下のやなはるに聞いてみましょうか。これ初めて聴きましたか」

やなはる「初めて聴きました。バンド名も初めて知りました」

江戸原「どんな感じでしたか」

やなはる「OLが聴けるロック」

(一同爆笑)

司会者「この「OLロック」って名言ですよね」

レジー「音の特徴を絶妙に表している。あとは帯に時代の空気を感じる文言が」

razz.jpg


司会者「先着10万名」

レジー「今ならこんなこと軽々しくできないよね。10万枚ってもはやヒットの基準だもんねえ。このサイトによると96年は年間チャート100位でも24万枚。隔世の感があります」


『HomeMade』/SweetShop





司会者「今回のラストはスイートショップです。99年にメジャーデビュー、2003年に解散。このアルバムは99年リリースのファーストアルバムです」

レジー「このアルバムも当時の作品の御多分に漏れず、管楽器などのバンド以外のミュージシャンが生音がアサインされています」

司会者「時代を感じます」

レジー「金原千恵子ストリングスとかも参加してるからね」

司会者「プロデュースはスピッツでおなじみの笹路正徳です」

レジー「ずいぶん豪華なメンツですね。で、音なんですが、これまで「ポストミスチル」的な人たちをいくつか出してきたけど、実はこれが一番「ミスチルを意識した」音のように感じました」

司会者「ミスチルの99年というと『DISCOVERY』が出たころですね」

レジー「「ポップで爽やかなミスチル」とはすでにわりと距離感あったし、そこに「ミスチルっぽい音」を当てようって意図があったんだろうか。その辺はよくわからないけど、関わってる人とか最終的なアウトプットとかから見て「90年代ミスチル・スピッツフォロワー歌ものギターバンド」の集大成的な人たちなのかもと思いました」

司会者「そのわりには知名度低いですね」

レジー「だってもう99年ですよ。くるりもナンバーガールも世の中に出て、ライジングサンの1回目が行われた年ですからね。さすがに注目されるのは難しかったんじゃなかろうか」

司会者「「ポップで爽やか」みたいな音だとゆずが売れ始めてましたしね」

レジー「僕もミュージックスクエア以外で名前聞いたことない。でもこの『雨を見てたよ』はすごく印象に残ってるんだよなあ。ラジオ音源録音して何回も聴いたわ」

司会者「ボーカルの近藤さんはバンド解散後ソロとしても活動していて、コンポーザーとしても活躍されています」

レジー「ゆきりんのソロ曲もこの人が書いてるのね」



司会者「他にもAKBやノースリーブス、あとV6とかにも曲提供しているようです」

レジー「最初のペパーランドオレンジもそうだし、以前取り上げた坂本サトルもそうだけど、この辺の人たちはわりとアイドルと接点持ってるんだよね。これはたびたび書いていることですが、アイドルがブームになってたくさん楽曲が必要になると作り手ももちろん必要になってくるわけで、そういうときに「決して売れはしなかったけどメロディメーカーとしてのセンスのある人たち」ってのが日の目を見るわけですよね。この循環は素晴らしいと思う」

司会者「才能の有効活用ですね」

レジー「さすがに最近「アイドルなんて曲も書けなくてクソ」みたいなこと言う人は減ってきてるとは思うけど、そういうことではなくて「結果的にいろいろなミュージシャンが活躍できるプラットフォームとしてのアイドルの存在意義」ってあるよねというのを改めて感じました。この企画は自分としてもいろいろ発見があるので楽しい。というわけで今回はこんな感じで」

司会者「わかりました。次回はどうしますか」

レジー「後ろで走らせてる企画がいくつかあるんですが、もろもろでき次第って感じで。しばしお待ちください」

司会者「できるだけ早めの更新を期待しています」
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