レジーのブログ(旧)

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「ポスト○○」から大成した人たちっているのかね

レジー「いやー、この前紹介したRAZZ MA TAZZの「サヨナラのキスではじめよう」いい歌だわ」

司会者「最近こういう音あんまないですよね」

レジー「まあ今聴くと音の「強度」みたいなものが決定的にないよね。懐かしさがあるから聴けてる部分はある」

司会者「で、こういうバンドがいくつもあったんだよ、って話で前回終わったわけですが」

レジー「はい。90年代半ばにこんな感じの「バンドサウンドで歌を聴かせる」バンドがぽこぽこ出てきてたんですよ。で、さっきのラズの曲が出たのは95年ですが、その辺の時代背景を確認しときたいと思います。まずは何と言ってもTKの天下ですよね」

司会者「小室哲哉」

レジー「篠原涼子 with t.komuroの「愛しさと切なさと心強さと」が94年7月。trfの「survival dAnce」と「BOY MEETS GIRL」もそれぞれ94年。ここからしばらく小室関連がチャートを荒らすと」

司会者「はい」

レジー「一方で、ミスチルのブレイクも同時期にきてます」

司会者「93年11月に出た「CROSS ROAD」がじわじわ売れて、94年6月に「innocent world」で人気を決定的なものにしてるわけですね。「Tomorrow never knows」もこの年」

レジー「この辺はまさにメガヒット時代の到来って感じですね。僕も8cmシングル買ってました。で、こういう流れとは関係なく急にスピッツがブレイクするわけです」

司会者「まあ「万年ブレイク候補」的な呼ばれ方してたし「急に」でもないとは思いますけどね。95年4月に「ロビンソン」をリリースしてます」

レジー「このあたりから世間的には「ミスチル・スピッツ」っていう「2大ロックバンド」的なパーセプションができあがるわけですね。95年から96年にかけてはウルフルズがブレイクしたりイエモンが市民権を得始めたりバンド周りの動きは他にもあるんだけど、セールスや認知度では圧倒的にこの2バンドが突き抜けてました」

司会者「96年の春には「花」と「チェリー」の発売日が重なるんですよね」

レジー「日本版「オアシスvsブラー」みたいなことを書いてる雑誌もあったな。別に対立構造全くないから何も盛り上がらなかったけど。僕は両方買いました。で、ここで最初の話に戻るんだけど、たぶんこのあたりで「こういう歌もののバンドっていけるんじゃん?」ってことを考えた人がいたと思うんですよね」

司会者「2匹目のどじょう的な」

レジー「そうですね。ビーイング的な「大量生産」でもなく、チャゲアスのような歌謡曲の系譜にあるものでもなく、要は「ミスチル風/スピッツ風のウェルメイドな音」っていうバンドでもうひと山当てられるんじゃないかってムードが出てきてた気がします」

司会者「具体的にはどういうバンドが出てきたんでしょうか」

レジー「たとえば冒頭で挙げたラズマタズはデビューは94年春ですが、本格的に認知されたのは95年春のCMタイアップです。この95年から97年あたりまでに、こういうバンドがぽつぽつ出てきてます。思いつくままに名前出してみましょう。カッコ内はデビュー年です」

ラズマタズ(94年)
スマイル(95年)
ザ・カスタネッツ(95年)
チューインガムウィークエンド(96年)
オセロケッツ(97年)
ザ・タートルズ(97年)
グレイプバイン(97年)
キュリオ(97年)


レジー「たぶんもっとあるはずです。アフターミーとかもこの流れかと思ったけど、あの人らメジャーデビューは99年なのね。「明日の向こう」ってもっと前かと勘違いしてた」

司会者「しかしまあこのB級感はクラクラしますね。って、バインもこの流れに入れていいんですか?ちゃんと続いているバンドだし、音も結構違うと思うんですが」

レジー「今となってはそうなんですけど、当時はこの辺の「ポスト・ミスチル」とか言われてるバンド群の1つだったわけですよバインも」

司会者「「ポスト・ミスチル」って今考えるとすごい呼称だな」

レジー「ね。2010年代まで続くとは思ってなかったんでしょうか。もちろんレミオロメンともフランプールとも関係ないですよ。「ポスト・スピッツ」も同じように言われてましたねたまに」

司会者「印象に残ってる曲とかありますか」

レジー「それはもう、チューインガムウィークエンドの「あの娘をつかまえて」ですよ」



司会者「はまってましたね」

レジー「絶対売れると思ったんだけどな。今聴いても結構ちゃんとしてると思うんだけど」

司会者「こういういい曲持ってるバンドもあったわけですが、なぜみんな売れなかったんですかね。バインは置いとくとして」

レジー「まずそもそもの問題として、「ミスチル風/スピッツ風」って言ったところで実はまだ本家がバリバリ元気だったっていうね」

司会者「ミスチルが止まった時期があったとはいえ、ミリオン連発してましたしね」

レジー「品行方正に歌を聴かせてくれるバンドの枠は2つで十分だったんでしょう。で、それ以外にも90年代半ばから後半にかけてって、シーンがとにかく多様になっていく時代だったわけですよ。芸能界寄りのところで言えば小室系の流れから安室ちゃんが出てきて、その付近にスピードもいて。一方で、さっきちょっと出たウルフルズやイエモン、さらにはエレカシみたいなバンド周りの流れがあるでしょ。バンドで言うとジュディマリなんていう化け物もいればミッシェルも「世界の終わり」を96年に出してるし、アンダーグラウンドではメロコアも蠢いてたわけで」

司会者「そう考えるとすごいな」

レジー「別の場所では前回書いたような渋谷系の流れを汲むシーンもあって、バンドもあればUAみたいな女性ボーカルもいて。で、そういうのが全部合わさったところに「98年」って時代があって、くるりナンバガスーパーカーっていうバンド群もあれば、あゆ宇多田aiko林檎っていう女性ボーカルも出てくるわけですよ」

司会者「刺激的ですね」

レジー「そう。超刺激的だった。僕この辺りちょうど中学から高校になる頃で、ギター始めて音楽によりのめりこむ過程にある時期だったこともあって、いろんなタイプの音楽に触れるのほんと楽しかったんですよ。で、こういう時代に、さっきあげたようなバンドが入ってこれたのかって話ですよね」

司会者「さすがに厳しそうだな」

レジー「いや、そうは言っても僕好きだったんですよあの辺のバンド。ミュージックスクエアでもかかってたし、千葉テレビやTVKでビデオクリップ流れてたし。お金もなければネットもない時代に、努力して聴いてたわけですよ。でもぶっちゃけ、もっと面白い音楽が次々に出てきてたのも事実なんだよな。「普通に良い」では満足できない状況になってしまった。しかも、「普通に良い」を超高水準でミスチルとスピッツがこなしてたわけだから。ちょっとタイアップつくくらいじゃどうにもならなかったですね」

司会者「辛い話ですね。そろそろまとめに入りたいと思うのですが、「ポスト・ミスチル」なんて痛々しい名前で括られてた人たちは今のシーンに何かを残すことができたんでしょうか」

レジー「いやー、残念ながら何も残せてないんじゃないですか。この人たちに影響受けたミュージシャンとか聞いたことないし。その括り全体で捉えたとしても、ミスチルやスピッツの影響下に包含されちゃう気がします」

司会者「うーん」

レジー「あ、でも曲単位で言えば、SMILEの「明日の行方」は一部の音楽好きの間には残ってるんじゃないでしょうか」



司会者「これは名曲」

レジー「さらに言うと、SMILEの浅田信一、オセロケッツの森山公一、ジガーズサンからソロになった坂本サトル、この3人で組んだ「浅森坂」ってユニットのクオリティーは超高いですよ」



司会者「やっぱり才能ある人たちだったんだなあ。時代が悪かったか」

レジー「出てきた時が激動の時代すぎたってことはあるかもしれませんね。でもまだ終わってませんよ。坂本サトルがドロシーリトルハッピーと絡んでるみたいに、アイドルというプラットフォームを通して才能を使うってやり方はあるかもしれない。個人的には、90年代半ばの波に飲まれてしまったミュージシャンが今の時代にアイドルの裏方で復活するみたいな展開は超熱いんですが、なんかないかなそういうの。期待してます」

司会者「浅田信一がAKBの曲書くとかね」

レジー「そうそう、そういうやつをぜひ」

司会者「ではこのあたりで。次回はどうしましょうか」

レジー「そうですね、この前ロックインジャパンのWOWOW放送があって増刊号も出たので、またその辺の話しようかと思ってます」

司会者「できるだけ早めの更新を期待しています」
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