レジーのブログ(旧)

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HEY!HEY!HEY!の終わりと歌番組の終わり

司会者「無事引越しは終わりましたか」

レジー「とりあえず居を移すことはできました。まだ段ボールまみれですけど。いやー、しかしAirMacExpressのある生活超快適だね」

司会者「あれすごいですね。無線LAN環境を作るだけじゃなくて、スピーカーとつなぐことでiPhoneに入ってる音源をそっちに飛ばせるという」

レジー「iPhoneだけじゃなくてiPadでYouTube見る場合でもそっちに音飛ばせますからね。内蔵スピーカーのチャカチャカした音とはだいぶ印象が違いますよ」

司会者「iPadも買ったんですか」

レジー「リビングのPCはiPadに統一しました。今まで使ってたノートは別の部屋にいきました」

司会者「急に環境が進化しましたね」

レジー「ほんとそうですね。あとはタイムシフト機能付きのレグザを導入しました」

司会者「何日分か勝手に録画してくれるあれですね」

レジー「民放全チャンネルは録画できないのとたまにバグが出るという難点はありますが、あれ超いいですね。ネットで話題になったシーンとか気軽に遡って確認できたり。噂のいいともにリリーフランキーが出演した回も見れました」

司会者「テレビとの接し方も大きく変わるんじゃないですか?」

レジー「そうですね。「番組編成」っていうテレビ局が独占的に握ってる機能が無効化されるわけですから。で、ちょうどそんな風に自分のメディア環境が変わったタイミングなので、今回はテレビの音楽番組に関する話でもしようかと」

司会者「わかりました。最近の音楽番組のトピックで一番大きいのは、ヘイヘイヘイの打ち切り決定のニュースでしょうか」

レジー「これねえ。最近はなんかよくわかんない番組になっててほとんど見てなかったけど、90年代に思春期を送ってきた人間としては感慨深いな」

司会者「視聴率も一ケタをさまよってたみたいですね」

レジー「まああんな内容じゃあね、とか思っちゃうんだけど。それについて2ちゃんで面白いやり取りが」

214:名無しさん@恐縮です:2012/09/18(火) 05:55:38.67 ID:aW9ERdde0
>>23
面白かったのは、次から次へとゲストに新しいバンドや歌い手を呼んでたから
あと、この番組はちゃんとライブをさせてくれるってことで、ゲスト側からの評判も良かった

ところが、しょうもない企画メインになってトークも多人数でわいわいやるタイプになり、
ゲストもあの人はいまとか、アイドルとか、韓流とか、そんなのばっかりになって、落ちぶれた


439:名無しさん@恐縮です:2012/09/18(火) 06:23:14.12 ID:U4lJm2YU0
>>214
いやその新しいバンドや歌い手を呼んでも数字がとれないから、仕方なくいまの懐メロ特集みたいな路線になったんだろ


618:名無しさん@恐縮です:2012/09/18(火) 06:46:03.54 ID:aW9ERdde0
>>439
その路線にしてもっと視聴率落ちたんだから、その過ちを認めて元に戻すべきだった
ゲストの歌とトークがメインだったのに、企画力もないのに企画に逃げるからこういうことになる

ゲストはバラエティ番組に出たいんじゃなくて、音楽番組に出たいんだから


司会者「なるほど。路線が変わった実際の理由はよくわかりませんが、確かにこの番組から生まれたスターも結構いますよね」

レジー「「誰やねん?」なんてコーナーがあったくらいだからね。ウルフルズもこのコーナー出たし、TMレボリューションもこの番組で見出されたわけで。初登場の時の松っちゃんと西川さんの絡みは相当面白かった。何者?って思った」

司会者「あとは有名なところではオザケンですね。「トイレは3つ」とか」

レジー「あれも衝撃だった。Lifeの小沢健二の回でもそのあたりのエピソードは取り上げられてましたね」

彼のエキセントリックなキャラに、ダウンタウンもノリノリで突っ込んでいたように思います。小沢「トイレ3つくらいある」松っちゃん「ウンコし放題やん!」など。思えばこの番組は電気グル―ヴピエール瀧の「無能キャラ」、エレファントカシマシ宮本の「髪をかきむしり、意味不明なことを言うキャラ」など、サブカルチャー寄りのミュージシャンにうまいキャラづけを与えていたように思います。

司会者「リスナーの方からのメールですね」

レジー「この小沢健二特集は面白いのでぜひ聴いてみてほしいです。この辺の「ミュージシャンをいじる」っていう部分についてはこちらのブログ記事「『HEY! HEY! HEY!』の終了――「Jポップ」と「ツッコミ」は一緒にやってきた」に詳しいので併読をお勧めします」

司会者「我々と世代の近い方の文章ですね」

レジー「普段の会話にヘイヘイヘイテイストが入ってきてたのは間違いないね。で、この番組はこういう「ミュージシャンいじり」だけじゃなくて、ライブも結構ちゃんとやってたんですよ。エレカシの話が出たけど、「ガストロンジャー」もリリースして早い段階でスタジオライブやってたし。ミッシェルもブランキーも出てたでしょ」

司会者「ミッシェルは確か1曲やって次にたたみかけようって感じのところでCMになっちゃった覚えが」

レジー「放送と関係なくガチの生ライブやってたんだろうね。収録のスタジオライブって形式だったがゆえに、しっかりしたパフォーマンスが行われていたんだと思います。まあでもやっぱりトークパートの面白さが語られがちだったよね昔から」

司会者「同時期に始まった「うたばん」もその路線ですよね。モー娘。とかMAXとかよくいじってましたね。ELTもそうか」

レジー「そうですね。でも当時のこの2つの番組は、音楽そのものに対する姿勢って言う点では全然違ったと思うな。ヘイヘイヘイはトークバラエティの体裁をとりつつもさっき書いたみたいに音楽をかなりしっかり扱ってたでしょ。うたばんは文字通り「トークの添え物」になってたと思う」

司会者「客前で演奏させるわけでもなかったですしねうたばんの方は」

レジー「そうそう。それに対してヘイヘイヘイのそもそもの出自は「「チャンプ」と呼ばれる1組のアーティストをじっくり取り上げる」だからね。ミスチルが「花はどこへ行った」歌ったテレビ番組なんてこれくらいでしょ」

司会者「うたばんでそういう「歴史的なパフォーマンス」ってのも記憶にないですね」

レジー「そもそも司会が中居君って時点でね。あの人音楽に対する敬意がなさすぎるから」

司会者「ただ歌が下手って話ではなくて?」

レジー「別に下手でも姿勢がちゃんとしてりゃいいけどさ、普段歌番組にSMAPとして出る時も完全に流してやってるもんね。そういうのもそうだし、司会としても何かもう上っ面なコメントしかしないじゃない」

司会者「巨人ネタ以外は全部そうじゃないですか」

レジー「それは確かにそうかも。しかしまあ何でTBSはずっと歌番組を中居君でやってるんだろうか。「カウントダウンTV」というタレントなしで成立するフォーマットを生みだすセンスのあるテレビ局とは思えない」

司会者「その中居君が出てる歌番組もいまやAKBの番組になっちゃってますが」

レジー「「火曜曲!」ね。なんか中居君とAKBが歌番組の司会者として並んでる絵はすごく象徴的な感じがしますよ。そもそも歌番組なのかすら定かではないって話もあるけど」

司会者「もう少し具体的にお願いします」

レジー「ここまで述べてきたとおり、ヘイヘイヘイもうたばんも「アーティストにキャラづけする」っていう機能があったわけじゃないですか。つまりテレビの番組側の方がアーティストよりも立場が上だったんですよね」

司会者「確かに。それを嫌って出演しないアーティストもいたそうですからね」

レジー「で、マスメディアの影響力が低下するのに合わせて音楽番組の影響力ってのも小さくなっていった現状があると思います。その一方で今一番人気のあるAKBってグループは、そういう構造と完全に無関係なんですよね。彼女たちは最近でこそテレビに出まくってるけど、1人1人の「キャラ設定」が確立する過程においては「テレビ的な“権威”」は介在していないわけですよ」

それ(注:おニャン子クラブ)に対してAKBの戦略というものはとにかく「ダダ漏れ」なんですよ。毎日劇場で公演を行い、そこに足を運んだファンたちが「大島優子はこんなキャラだ」とか「ブログで板野友美がこんなことを言っていた」とネット上に書くことによって巨大なデータベースが蓄積され、そこからキャラクターの全体像が作られていく。集合知的にメンバーのキャラクターが確立されて言っているんです。ウィキペディアでAKB主要メンバーの項目を引いて、ぜひ更新履歴を確認してみてください。

司会者「「ゼロ年代の想像力」の文庫版での宇野さんのインタビューですね」



レジー「宇野さん濱野さんが展開している「AKB論」の基本となるところです。こういう「テレビ的・お笑い番組的なキャラづけの世界」とは無関係な回路で個性を獲得して人気者になったAKBが「アーティストをキャラづけすることで優位な立場を確保していた歌番組のなれの果て」の司会をやっていて、隣りには「その当時の司会者」としての中居君がいまだに司会者として座っている、って光景からは「90年代に猛威をふるったフォーマットの完全な終わり」の匂いがプンプンしますね。うまいこと進化できなかったんだなあ、っていう感じ」

司会者「ボカロシーンみたいなテレビでは全く追えていない流れも結構なボリュームになってきてますしね」

レジー「そうですね。ボカロなんて「キャラづけする」相手すらいなくなっちゃったからね」

司会者「確かに」

レジー「単にネットでの流行りものだから取り上げられないってことだけじゃなくて、どう取り上げていいかわからないってことなんだろうなあと。ただ、そういう「キャラづけ」という手法を使った歌番組が一時流行って完全な終焉を迎えつつあるっていう流れとは関係ないところにもちゃんとした老舗歌番組があるわけですよ」

司会者「ミュージックステーションですね」

レジー「そうです。やっぱなんだかんだであの番組はすごいね。次回はその辺りの話から始めて、じゃあ今テレビの歌番組に何ができるのか、みたいなところまでいければと思ってます」

司会者「わかりました。できるだけ早めの更新を期待しています」
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