レジーのブログ(旧)

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ヤマタツ、アカペラ、ハモネプ

レジー「なんか久々にプレイボーイ買ったな」



司会者「長澤まさみ好きでしたっけ」

レジー「いや、特には。グラビアは川口春奈がかわいかった。あの子ほんといいね。で、買ったのは津田さんとかチャーリーとかが載ってる「U-40論客」の特集があったので」

司会者「最近この界隈はほんと賑わってますね。「ニッポンのジレンマ」を例に出すまでもなく」

レジー「ね。NHKのニュースに日替わりで出るくらいだからなあ。古市さんとか個人的にはどうかと思うけど。開沼博さんとかいいね」

司会者「先日取り上げた「踊ってはいけない国、日本」にも寄稿してましたね」

レジー「まだ「フクシマ論」しか読めてないので、他のも読みたいなと。で、その特集とは別のところ、ヒダカと安めぐみの音楽連載みたいな記事でヤマタツのベスト盤が取り上げられてました」

司会者「聴きましたか」

レジー「聴いた!マジで最高だね。この前ブログにも書いたけど、ほんとに初期の曲と最近の曲を同列で違和感なく聴けるのが素晴らしい」

司会者「結構売れてるみたいですね

レジー「ベスト盤とはいえ、こういう真っ当な作品が売れるってのはいい傾向だね」

司会者「この特集でこんなやり取りが」

安「私、「クリスマス・イブ」とか「アトムの子」ぐらいしか知らなかったんですけど、あらためて聴いて、ホントにすてきな歌声だなって」

ヒダカ「“シルキーボイス”(絹の手触りのようになめらかな声)っていうかね。男性でこんな声を出せる人はなかなかいませんよ」

安「特にコーラスがスゴいですね。なんか「ハモネプ」みたいな感じとはまた違うじゃないですか」


レジー「ここ思わず反応してしまいました。「ハモネプ」ってもうこういうレベルで浸透してるんですね」

司会者「わりと渦中にいたんですよね学生時代」

レジー「そうなんですよ。ハモネプが始まったのが2001年なんですが、僕自身が大学に入った2000年から4年間アカペラやってたんですよね。大学のサークルで」

司会者「ゴスペラーズの「永遠に」が出たのが2000年8月、そこからロングセラーになって翌年の3月の「ひとり」でブレイク、「ハモネプ」がネプチューンの番組のコーナーで始まったのが2001年の5月ごろだから、ちょうどこのタイミングでアカペラっていう音楽が妙に盛り上がったんですね」

レジー「なかなか面白い時期でした。僕が始めた時はマイナーな音楽をやるマイナーなサークルだったんですが、卒業するころには巨大文化系サークルの一つに数えられるようになってましたから」

司会者「当時はまだまだシーンが小さくて、有名な人とも地続きになってましたね」

レジー「そうね。ちょうどハモネプが始まる直前に、その後番組に出ることになるレプリカがうちのサークルのストリートに出たりとか。もちろんラグフェアのおっくんも一緒に演奏してましたよ」

司会者「へえ。自分自身でハモネプには出たりしたんですか」

レジー「いや、残念ながらプレーヤーとして大した実績はないですね。いろいろ取り巻く環境が変わっていくタイミングでサークルの代表やってたので、サークル組織の整備とか大学間のつながりとか社会人アカペラシーンとの連携とか、そういう裏方的な部分ではいろいろ貢献できたと思うけど。後輩がその後ハモネプで優勝したりとかしたので、地均しはできたのかなと」

司会者「世間的には「アカペラ」と「ハモネプ」って同義に捉えられてる部分があると思いますが、ハモネプ以前はどういうのを歌ってたんですか」

レジー「当時からJ-POP系のアカペラカバー譜とか細々と売ってたんですけど、数は少なかったですね。既存曲を自分たちでアレンジして楽譜に起こしたり、あとはアカペラで有名なグループのコピーとかしてました。たとえばこんなグループとか」



司会者「トライトーン」

レジー「どうにもこの手の音楽は音源だけで聴くと感動が伝わりづらいんだよね。生で見ると迫力が全然違うんだけど。あとはヤマタツもやってましたよ。この曲はちょうど楽譜が売っててね」



司会者「これほんと素晴らしいですよね」

レジー「ベスト盤に入ってた「おやすみロージー」を歌ってるグループもあったな」

司会者「ヤマタツは外国のグループにもカバーされてましたね」



レジー「このロッカペラってグループはコピー率高いですね。僕も結構やってましたよ」

司会者「しかし改めて聴くとどれも地味っちゃ地味な音楽ですな。これがテレビの影響でプレーヤー人口が拡大するってのが面白いですよね」

レジー「こと大学サークルってところで言うといろいろ要因があったのかなあと。音楽的な話と、そうでない話。音楽的な部分でいうと、とにかく参入障壁が低いんだよね。楽器を買うみたいな投資も不要だし、カラオケとかで歌うってこと自体にはみんな馴染みがあるからね。ビギナーでも始めやすい。まあちゃんとやろうとすると壁にぶつかるんだけど」

司会者「結構精密さを要求される音楽ですからね。苦労してたじゃないですか始めた時は」

レジー「うん。バンドでボーカルやってて「俺歌うまいし大丈夫だろ」くらいで行ったら、「ちょっと音が低い」とか言われて???みたいな」

司会者「軽音楽部からアカペラのフィールドに来たんですよね」

レジー「はい。軽音楽部の話は追ってまたやりたいんですが、ここでは置いておきます。話戻すと、やってる音楽ジャンルも「ハモネプ」を入口とすればJ-POPが対象だからそんなに音楽的リテラシーも要求されないし」

司会者「音楽マニアじゃなくても歌が好きなら仲間に入れるんですね」

レジー「そうですね。これは良し悪しあると思うけど。で、音楽的な部分以外でいうと、この音楽は男女それぞれに役割があるからサークルとしても男女比がいい具合の感じになるんだよね。これすごい重要だと思う」

司会者「素敵なキャンパスライフを保証してくれる場であると」

レジー「まあ保証するかはわからんけど、そう見えてる側面はあるかも。サークル内カップルもえ?ってくらい多いしね」

司会者「あんまり人のこと言えないでしょう。あなたの奥さんはどこの人ですか」

レジー「そうですね。やめときます。まあ実際のところ、いまだに現役の後輩との付き合いあるけど素直ないい子多いですよ。ハモネプのおかげで「青春」的な意味づけもされてるし、キラキラしたものに見えてる部分もあるんだろうなあと。僕がやってた頃のマイナー臭漂う感じとは隔世の感がありますね」

司会者「なんかリア充の匂いがしてきましたよ。この「本来マイナーな文化にリア充が流入してくる」この感じは・・・は!」

レジー「うん。お察しの通り、この構造はロックインジャパンネタで延々書いてた部分と重なりますね。一部の人が楽しんでた文化の間口が広がると、どんな場所でも同じようなことが起こるんでしょうね。で、今回の話でいうと、安めぐみの言ってた「「ハモネプ」みたいな感じ」ってのがこの構造を拡大再生産するのにすごく影響してると思うんだけど」

司会者「この「ハモネプ感」ってのは、「J-POPカバー×ボイパ」みたいなことを言ってるんですかね」

レジー「たぶんそうなんじゃないかなあ。よく言えばカジュアルな、悪く言えば軽薄な感じというか」

司会者「アカペラという音楽の見方としてはすごく一面的ですね」

レジー「そう思います。アカペラって「声だけでどこまで音楽を作れるか」っていうことの追求なわけで、ある意味すごく批評的な音楽だと思うんですよ。そういう意識がたぶんやってる側にも薄いだろうし、それが世間的な見え方にもつながっているんじゃないかなあと」

司会者「ある意味では「手段」でしかないんですよね」

レジー「はい。というわけで、このエントリーでは最後に「ハモネプ」とは違うアカペラをいくつか紹介して終わりにしようかなと思います」

司会者「わかりました」

レジー「まずはこれ。ファンクの大御所、ラリー・グラハムのバンドの曲」



司会者「楽しげですね」

レジー「僕これ聴いたの高円寺のクラブだったんですよ。ちょうどゲストでロッキングオンの兵庫さんが出てて、友人と2人で1人でいた女性に話しかけてたらそれが兵庫さんの連れだったみたいで帰りにめっちゃ睨まれた覚えがあります」

司会者「エピソードが若い」

レジー「あのときまだ大学1年だから未成年か。いろいろとゆるい時代だったな。まあそれはいいとして、こういうブラックミュージックとの親和性みたいな話はすっぽり抜け落ちちゃってるんですよね。ゴスペラーズだってそういうの好きなはずなんだけど」

司会者「クラブで流れるような音楽だって思ってる人少ないかもしれないですね」

レジー「ダンスミュージックにもなりえるんだと。昔はそれこそアースの「SEPTEMBER」とかスティービーワンダーとかよくカバーされてたけど最近はどうなんだろうか。次はまた全然畑が違う感じで、スウェーデンの大御所のリアルグループ」



司会者「美しい」

レジー「この人たちは2回くらい生で見たけどすごかったですよ。ゼップに椅子置いてチケット10000円越えとかっていうあり得ないライブだったけど。2003年とか?」

司会者「アカペラバブル極まれりって感じだな」

レジー「まあでもその価値はあったと思う」

司会者「この人たちは2008年にくるりの京都音博にも出てますね」

レジー「そうそう。くるりらしいブッキングです。どんなジャンルでもすごいもんはすごいと。で、最後にアマチュアだけど面白い人たちを」



司会者「ここまでいくと言葉がないですね」

レジー「さっき「アカペラは批評的な音楽」って書いたけど、これはその極致ですね。アカペラのあるべき姿」

司会者「ほんとにそう思ってますか」

レジー「まああるべき姿は違うか。身内なので過大評価してしまった。言いたかったのは、この人らは色物感はあるけどやってることはある種の文化批評だったことです。自由な発想でアカペラを捉えればこんなこともできますよと」

司会者「それならわかります」

レジー「以上、3つほど紹介させていただきました。今回はこれ読んでくれてる方々が普段接していないであろうジャンルの動画をいろいろ貼ったので、1つでも2つでもいいのでぜひ見てみてほしいです。「ハモネプ」とは違うアカペラの世界に少しでも触れてもらえたらいいなあと思います」

司会者「わかりました。ではこの辺で終わりましょう。次回はどうしますか」

レジー「んーどうしようかな。さっきちょろっと軽音楽部の話触れちゃったからそれ行こうかなあ。ちょっと考えさせてください」

司会者「できるだけ早めの更新を期待してます」
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