レジーのブログ(旧)

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フェス、SNS、アイドル





司会者「フォロワー38000人への拡散は強烈でしたね」

レジー「フォロー通知やらふぁぼ通知やらが止まらない時間帯がありました。何が起こったのか分からなかったです」

司会者「「賛同する部分と、しかねる部分」についてはぜひ具体的なご意見をいただきたいですね。難しいとは思いますが」

レジー「まあ言えること言えないこともあると思うので。いやでもね、鹿野さんに読んでいただけただけでも嬉しいですよ。大学生の時にBUZZ NIGHTとかLIVE JAPANとか行ってた身としては」

司会者「印象的な反応とかありましたか?」

レジー「一番嬉しかったのはライターの石井恵梨子さんからいただいたこのリプライです」


司会者「プロに表現について褒められた!」

レジー「それもそうなんですが、「「JAPAN」または「JAPANフェス」への愛がすごく伝わります」が特にね。意図的に波風立てるような書き方になってる部分もありますが、真意を理解してくださって嬉しいです。好きじゃないと毎年なんて行かないからね」

司会者「一方でネガティブな意見もあったかと思いますが」

レジー「そうですねえ。「イラッとする」とか「嫌味っぽい」とか「おっさんきもい」とかね。「てかあの人誰なの!?」とか怒ってる人がいたけど、ただの会社員です」

司会者「シニカルな感じには拒否反応があるんでしょうか」

レジー「ロッキングオン文化なんてシニシズムの極地だと思うんだけどね。もはやそういう文脈も共有されてないってことの証左でしょう」

司会者「あんまり言うとまた問題になるのでやめてください。面白い意見もいっぱいあったじゃないですか」

レジー「そうですね。一般の方なのでアカウントは出しませんが、こんなのいただきました。最高すぎました」

この状況は音楽がサブカルチャー的なとっつきにくさにから脱してきているのかなと前向きに勘違いされてる層に是非読んで欲しいブログです。笑

司会者「強烈!」

レジー「こんな鋭利なナイフを持った大学生女子とか素敵すぎる」

司会者「ほんといろんな方がいて面白いですね。さて、今回はどうしましょう。ぼちぼちフェスネタからは離れますか?」

レジー「最終的には前回予告したアイドルの話にいきたいんですが、最初にもうちょっとフェス話を引っ張らせてください。ブログを読んでいただいた複数の方から、「RIJ、ひいてはフェスの形が変わってきているのはSNSが影響してるのでは?」という指摘をいただきました。そのあたり掘ってみたいと思います」

司会者「ゼロ年代半ばが変局点というお話でしたが、その時期のSNSで言うとmixiですかね」

レジー「そうですね。というわけで、共通の趣味を持った人が集まるmixiのコミュニティで「夏フェス」という名前の入ったものを検索してみました。そうすると、該当するのは49件。ちなみに「フェス」を検索ワードにするとかなりのノイズが入ってしまうので、「夏フェス」を採用しています」

司会者「はい」

レジー「一番古いのは2004年12月18日開設の「夏フェス!!」。これは参加者がたったの24人。過疎ってますね。一番でかいのは2005年5月29日開設の「夏フェス友の会」。こちらは25045人。ちなみに僕も入ってました。最大コミュニティではありますが、「参戦レポ」の最新が2011年8月でした。つまりこの夏はいまだ書き込みなし」

司会者「チケット交換トピはいまだ賑わってますけどね。何かを発信する場としてのmixiは死んだということでしょうか」

レジー「そんな気はしますね。ちなみに2005年7月13日に「フェスでハイタッチ!」というコミュニティが開設されてます。自己紹介トピが08年2月以降誰も書きこんでないのでもう止まってるコミュニティのようですが」

司会者「いろいろ意見のあったハイタッチ文化はこの辺から生まれてきたんですかね。いずれにせよ、どれも以前のブログで書いた「矢沢の06年、夏フェスブームの07年」よりは前ですね」

レジー「はい。SNS上でフェスについてやり取りする萌芽が生まれたのが05年と。で、mixiというメディアに目を向けると、06年にヤフーの検索ワードランキングで1位になるんですね。ちなみにそれまでずっと1位だったのは2ちゃんねる」

司会者「2ちゃんねるからmixiへ。ウェブにおけるコミュニケーションのコードが06年に大きく変わったんですね」

レジー「そういうことなんだと思います。06年にはページビューでもmixiは2ちゃんねるを追い抜いています。「怖そうな2ちゃんねる」じゃなくて「みんな仲良しmixi」がネットの中心になったと。これは「06年、07年あたりにRIJのあり方が変わった」って話と符合します」

司会者「タイミング的に一致しているのはわかりましたが、具体的にどんな影響があったのか説明してください」

レジー「たぶんなんですけど2つあると思います。1つは、顔の見える人たちが「フェス」の話題を発信するようになって、敷居が低くなったと。○○ちゃんも行くらしい、みたいなのが多少遠い関係でも見えるようになったってのは結構大きいと思います。で、もう1つ、これが今のフェイスブックにまで連なる「休日リア充自慢文化」」

司会者「そんな言葉あるんですか」

レジー「いや、今勝手に作りました。SNS上で「いけてる自分」を見せようとするあの感じです。で、その文化とフェスはものすごく相性がいい」

司会者「確かにライブだけじゃなくて、遠出、野外、フェス飯、酒、いろんなキーワードがありますね」

レジー「そう。まさに「アクティブな自分アピール」にぴったりのイベント。で、そういう層が手っ取り早く選ぶフェスとしてRIJはジャストだった、というのは以前ブログに書いたとおり。そしてその流れはSNSの覇権がfacebookに移った今でも続いていると」

司会者「特にfacebookは写真投稿がしやすいから余計にネタを探しちゃいますね」

レジー「こんな内容のつぶやきを見ました」

大して音楽興味なさそうな女子がRIJ行っててへーそういうの興味あるんだと思ってたら、FBにみんなでビール飲んでる写真がアップされてて「飲んで食べて楽しい1日だった」ってコメントついてた。音楽の話は全くなくて、ああそういうことかと思った。

レジー「つまり、投稿ネタとしてのフェス。SNSの前では、全ての「ハレの場」が等価です」

司会者「SNSによって「プライベートをシェアする」という行動パターンが生まれて、それによってフェスも「休日のネタのラインナップの1つ」になった。そんな流れが一般的になったのが06年~07年あたり。で、RIJは特にネタにしやすい、もしくはなりやすいフェスだと」

レジー「その通りです」

司会者「わかりました。ところで結局今回も結構な字数をRIJに使ってますが、構成上大丈夫ですか?」

レジー「大丈夫です。ここから話変えます」

司会者「(無理やりだな・・・)はい」

レジー「こうやってコミュニケーションのあり方が変わっていく中で、そういう変容そのものにフォーカスした曲ってあるのかなーと思ってたのですが、ちょうど最近アイドルグループがそんなことを歌っている曲に続けて出くわしました。で、アイドルってのはこういう「コミュニケーションのあり方」ってのには敏感にならざるを得ないと思うんですよね」

司会者「ほう」

レジー「ここはいろいろ意見が分かれるところだと思いますが、個人的な解釈としてアイドルというものは「自分を表現する」よりも「ファンの人とつながる」ことが優先されるのかなと。まあ言ってしまえば疑似恋愛の世界ですよね。で、こういうSNSってのはまさに「つながり」に関するツールなので、アイドルが歌う世界と親和性が高いんですよね。「電話しても留守電」とか「メールが返ってきた嬉しい」とか、そういう話の現代版として、歌詞にSNSが描かれると」

司会者「そのうちLINEの歌とかできるんですかね。「スタンプのセンスのいい彼」みたいな」

レジー「ない話じゃないですね。とりあえず直近で気になったのはこれ。歌詞も確認してみてください



司会者「これは北川悦吏子が作詞ですか?」

レジー「だからスナナレの話を出すなって」

司会者「この中途半端な理解度がもしかしたらと思いまして」

レジー「エイベックスはなぜかソーシャルメディアネタをタイトルにぶっこむことがあるんですよね。AAA「Buzz Communication」とか。あとガルネクのこのtwitterネタは笑った

司会者「何が狙いなんでしょう」

レジー「いやー全くわからんね。流行に乗っておこうくらいな感じなのかなあ。今さら感はあるけど。まあとにかく、Fairiesは「今時の女子はツイッターで恋しちゃうぞ!」ってのをベタに表現してるわけです。おじさんにはピンとこないけど」

司会者「実際にこういう使い方がポピュラーなのかもしれないですね。アイドルソングのやり方としては王道でしょう」

レジー「一方、こちらもつい最近の曲で、同じくSNSを題材にしてるんだけど、「つながりのワンシーン」みたいなものを放棄してメタ視点からメッセージを投下してる曲があります。それがTomato n’ Pine「そして寝る間もなくソリチュード(SNS)」。配信限定で出て、この前出たアルバムにも入ってます。これも歌詞見ながら聴いてください



司会者「これは・・・まさかのフェイスブック批判!?」

レジー「そう。「星と「いいね!」の武器商人」ってなんだよ」

司会者「「ライフログきらきら☆ぷろでゅーす/なんでもない/ホントじゃない/なにも」とかすごいですね。「学歴兼本名重視の露出狂/酔狂?自慢?」とか「病み悩みも標準装備」とか、ほんとなんなんでしょう」

レジー「明らかにRIJのくだりで書いてたような「休日リア充自慢文化」を批判してますよね。なんたって「SNS=そして寝る間もなくソリチュード(ひとりぼっち、寂しい場所)」ですから。必死に発信してもあんた誰ともつながってないのよ、っていう話」

司会者「でもファンはこれ聴いて喜んでるんですよね。なんか倒錯してるなあ。非リア充が溜飲を下げてるんでしょうか」

レジー「そういう側面もあるとは思うんですけどね。僕は彼女たちが「あえてこういう歌を歌っている」の「あえて」感が結構重要なんじゃないかと思ってます」

司会者「「あえて」感」

レジー「この「あえて」感って、近頃のアイドルシーンを語るキーワードのような気がしてます。送り手も受け手も、この概念を理解することで初めて今の流れに参加できる的な・・・」

司会者「なるほど。これ以上進めると長くなりそうなので、一回このあたりで切りましょう。終わる前に、この先の展開について何が見えているものがあれば」

レジー「ちょっとまだ考えが深まってないんですが、おそらくここで言ってる「あえて」って話は送り手・受け手双方の自意識の問題につながっていくと思うんですよね。「あえて」アイドル聴いちゃう俺、アイドルなのに「あえて」音がもろ渋谷系みたいな。アイドル戦国時代とか言ってるけど、みんなでこの「あえて」を巡るゲームをしてるような気がするので、そのあたりの構造を明らかにしたい」

司会者「難しそうな話ですね」

レジー「というわけで、今後不定期で関連しそうなネタをぽつぽつ書いていこうかと思います。共通タイトルは「アイドルと自意識、アイドルの自意識」です」

司会者「不定期ということなので、連続で書くわけではないと」

レジー「そうですね。とりあえずアイドルネタを書くプラットフォームを作っておきたいなと。で、その他書きたいことがあれば随時って感じで」

司会者「できるだけ早めの更新を期待しています」
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