レジーのブログ(旧)

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ロックインジャパンについての雑記9 -当フェスはROCKIN'ON JAPANとは一切関係ございません

司会者「ロックインジャパンのタイムテーブルおよびDJブースも含めた全アクトが発表になりました

レジー「いやいや盛り上がりましたねいろいろと」

司会者「主にDJブースのネタが中心でしたが」

レジー「タイムテーブルとステージ割見ていろいろおおって思うところあったんだけど、DJブースの件がインパクト大きすぎてそれどころじゃなくなっちゃったね。というわけで、2回に分けてひたちなかネタやろうと思います。今回はDJブース界隈の話について、次回は全体のタイムテーブルとステージ割について、という感じで」

司会者「わかりました。DJブースに関して一番物議を醸していたのは女性グループアイドルの大挙出演ですね。そのあおりを受けてDJアクトが減っています」

レジー「片平さんも保坂さんも出ないんだね。なんか不思議な感じ」

司会者「そもそものスタンスとして今回のこの動きについてはどう思っていますか」

レジー「んー、僕は単純にアイドルが好きなのでいいなあと思いましたけど。ひたちなかで9nineが見れるなんて考えたこともなかったからね」

司会者「確かに」

レジー「なので個人的には見たいアーティスト増えたなーくらいの感想でしかないのでそれで終わらせちゃってもいいくらいなんだけど、今回の動きがロックインジャパンっていうフェスに与える影響はいろいろあるなあと思いました」

司会者「「いよいよ商業主義に走ったか!」みたいな反応もあったみたいですがそういう話ですか」

レジー「なんかいわゆるロックDJ界隈?でそんなこと言ってる人見た気がするんだけどやばいよね」




司会者「確かに別にアイドル出なくても今年もソールドアウトでしょうね」

レジー「なんかこう「アイドル=商業主義=唾棄すべきもの」みたいに簡単に一直線につながる頭の悪さね。ここでパイプ作っといてどうのこうのみたいな話でもないと思うし。こういう知性の欠如こそが音楽シーンにおいて撃つべき最大の敵なんじゃないかと本気で思っている。まあそれはいいや。たぶん今回の件は、「このフェスはロッキングオンジャパンという雑誌とは関係のないものになります」という宣言と捉えるべきなんじゃないかなと思いました」




司会者「福山さんとももクロは先日Cutでフィーチャーされてたことを受けての例示ですね」

レジー「うん。雑誌とフェスのねじれ現象みたいな話は以前から指摘されてたけど、今年はそれを本格的に解消しにきたってことじゃないかと」

司会者「去年のひたちなか記事でもそんな話をしていましたね」

レジー「「フェスと雑誌の主従関係」ってタイトルで書いてたんだけど、ある種今年の動きを予見してる記事になってると思うのでもっと評価してほしいね。このシリーズ、「RIJFのRはリア充のR」ばかり取り上げられがちなんだけど。で、この記事でも紹介している2年前の柴さんの発言を引用しておきます」

ロック・イン・ジャパンは、ロッキング・オンという活字の会社がそれをやったことで、言論の批評性がフェスのメディア性に従属するものになった。雑誌ジャーナリズムがフェス文化に手を出したことの弊害は誰かが言わなきゃいけなかったことですよ。

司会者「「言論の批評性」と「フェスのメディア性」の間でねじれが生じていたって話ですね」

レジー「はい。あとそれに関連した自分のコメントも引用しておこう」

ここからは僕の解釈なんですが、要は「楽しけりゃいいじゃん!盛り上がっちゃいなよ!の前では理屈が通用しない」ってことかなと。JAPANがこれまでやってきたことってのは、多少悪意もこめて言うと「ジャーゴンを駆使して排他的なムラをつくる」ってことだと思います。それを彼らは「批評」と呼んできたわけです。でも、夏の野外で音楽と酒が溢れた場所にそんな辛気臭い話はいらないですよね。フェスという場は「音楽がよりフィジカルに響く場所、頭じゃなくて体で聴く場所」です。JAPAN的な理屈系音楽批評ともっとも相性の悪い空間を自ら生み出してしまった

司会者「相性が悪い場所だからもう完全に別物として考えましょうっていう判断をしたってことですかね」

レジー「そういうことになるわな。もうこれで「JAPANに載ってないようなやつ出しやがって・・・」みたいな不満は完全に的外れになったね。そんな基準でやってないわけだから」

司会者「「こんなアイドルステージはロッキンにいらない!」みたいなこと言っても無駄だと」

レジー「そうそう。あと思うのは、別にこれアイドルステージじゃないんだよね。ボカロPも出るし」

司会者「ヒップホップ系もいろいろ出ますよね」

レジー「ちょっとSKY-HIとか見てみたい」



司会者「こういうときじゃないとなかなか見る機会もないですしね」

レジー「ね。だからさ、今回のDJブースのブッキングって好意的に見ると「このフェスに来るようなタイプの音楽好きな人たち」、つまりそれこそバンプとアジカンとワンオクとホルモンとテンフィとカナブーンみたいから3日間参加します!みたいな人たちね、そういう人たちの「好みの外」に広がってる音楽との新たな接点を提供しようっていう意図がちゃんとあるんだよ。これだけ話題になれば何か1つくらい時間あったら見てみようかなみたいな気持ちになる人も多少はいるだろうし。そう考えるとロックDJ的なものが今回削減されたってのもわりと納得がいきます。まず前提として、これも去年ひたちなか行った後に書いた記事でちょっと触れたけど、あのフェスにおける「ロックDJカルチャー」って一つの曲がり角を迎えてたと思うんだよね」

司会者「詳しくはこちらの記事を読んでいただければ」

レジー「そこでも紹介した、今回は出演されないけどこれまでレジデントDJを務めていた保坂さんの発言を再度引用しておきます。初出はこちら

しかし、今年は、正直、みんなが、オーディエンスがどのように音楽を捉えて、どのように音楽を楽しんでくれるのか?という、原点中の原点を掴むことが難しかったのが事実です。例えば、“あの曲をかければみんなが踊ってくれる”、とか。“今年は、この曲を自らのキラーチューン、アンセム、として鳴らせば、みんなに届くだろう”、とか。そういう試行錯誤しつつ、プレイしたのですが、自分の思うようにいかない場面が多々ありました。これは、自らの力の無さから来ることかも知れません。そう言ってしまえば、それで終わりなのかも知れません。けれど、それ以外にも、理由はあるなって。ひしひしと感じたわけです。

司会者「現場の人すらどうしたらいいかわからない状況になりつつあったんですよね」

レジー「ここはいろいろ理由があると思うんだけど、フェス全体の変容がDJブースにわかりやすく表れてるって話だと思っています。で、結局最近のDJブースって「邦ロックの有名曲が流れたらみんな一斉に集まってきて盛り上がって、古い曲や洋楽になったらさーっとはけていく」って状況が常態化してたと思っていて。そういう状況を引き起こしちゃうアクトって、今回DJブースでやろうとしている「音楽との新たな接点の提供」って話から考えるともはやふさわしくないんですよ」

司会者「確かにホルモン出てるのにわざわざホルモン流してヘドバンしなくても、みたいな感じはあります」

レジー「もちろんそういうのが楽しいって人もたくさんいるからこそ、前田さんはじめ完全にロックDJ系がなくなったわけではないし。まあでもそのうちなくなるかもね。ダイノジとかハヤシみたいな「有名じゃない曲でも、必要に応じてギミック使いながら盛り上げる」って人たちだけが残るのかも」

司会者「あの人たちもちょっと色物っぽいことやってても、実はそれが音楽を伝達するための手段にちゃんとなってるんですよね」

レジー「僕自身レジデントDJの人たちの選曲で初めて知った曲とかたくさんあるからさびしい気持ちがないわけではないけど。そういやシロップの『My Song』初めて聴いて感激したのもDJブースだった」



司会者「あんな静かな曲を」

レジー「すごい盛り上がった後ちょっといい曲聴いて落ち着いて!みたいな感じで片平さんが流したんだったかな。まだツイッターなんてない時代だから帰って公式BBSに「あの「あなたを見ていたーい/裸を見ていたーい」って誰の歌ですか?」って書き込んで教えてもらって。今との情報環境の違いにびっくりするわ。そんな思い出もあるのでDJブースの大幅な変更に感傷的な気持ちがないわけではないですが、基本的には今回の動きは支持ですね。新しいDJブースとしてどういう空間になるのか楽しみです」

司会者「アイドル初めて見るって人も結構いるかもしれませんね」

レジー「ね。たぶんどのアイドルも想像している以上に可愛くて華やかだし、想像している以上にパフォーマンスもしっかりしてると思いますよ。BiS、でんぱ組、ベビメタあたりが注目される気がするんだけど、まあこの辺はサマソニとか他のフェスに出てもおかしくないわけで。それ以外の人たちの方がわざわざフェスで見るには面白い気がします」

司会者「アプガとか普通にすごいですからね」



レジー「個人的にはそんなに好みではなくて3曲くらい見ると疲れちゃうんだけど、一見の価値はあると思う。あとは最初にも言ったけど何といっても9nineだよね。これを機にちょっとでも火がついてほしい」



司会者「普段の屋外イベントとかより音響もしっかりしてるでしょうし楽しみですね。一方でこんな意見もありました」







レジー「この意見は面白いなあと思った。意図してることがちょっと同じかわからないけど、なんか有名どころ集めました的なムードが雑だなこれって感じがあるのは事実で」

司会者「ショーケース的な意味合いで考えるとこれでいいんじゃないですか」

レジー「まあそれはそうなんだけどね、結局縦ノリでオイオイ言う感じのアイドルが主体なのもなんだかなと。これは個人の好みの問題かもしれませんが。女子流とかドロシーとかって選択肢はなかったのかな。あとリリスクとか」



司会者「リリスクはあの空間に合うような気もしますよね」

レジー「なんかそういう幅がもうちょっとほしかったなとは思う。あとどうせやるなら茨城のご当地アイドルとかね」

司会者「いるんですかね」

レジー「どうなんだろうなーと思って調べたら、なんといました

司会者「おお」

レジー「しかも水戸だから近いじゃんね。その名も「水戸ご当地アイドル(仮)」だって」

司会者「名前もサイトもやっつけ感がすごい」

レジー「でもオーディションに87人も集まったって。曲はこんな感じ」



司会者「これは」

レジー「まあこれはどっちでもいいか」

司会者「ちょっと話がそれてきたのでそろそろまとめていただけると」

レジー「失礼しました。今回は今年のひたちなかについて、DJブースの話に絞ってやってきました。新しい取り組みだからいろいろ軋轢は出てくるだろうけどたぶん面白い方向に進んでるとは思うんだよね。今回のDJブースのためにアイドルオタクが大勢やってくるって話でもないだろうからサマソニのももクロみたいにペンライト持ってステージ占拠ってことにもならないだろうし。アウェー空間でどういうパフォーマンスが行われるかを楽しみにしています。で、そういうことが起こっているフェスの大トリがPerfumeってのがすごく感慨深いですね。というわけで次回は全体のタイムテーブル見ながら、今年のフェスの雰囲気についてやれればなと思っています」

司会者「わかりました。できるだけ早めの更新を期待しています」
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