レジーのブログ(旧)

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ロックインジャパンについての雑記11 -変曲点となるかもしれない2013の振り返り

司会者「B&Bのイベント「アイドルとロックの蜜月」が無事終了しました」

レジー「来ていただいた方ありがとうございました。面白かったなー」

司会者「いかがでしたか」

レジー「実績ページにもちょっと書いたけど、さやわかさんがさくさく進めてくれたから気楽でしたよ。ブログとはまた違うダイレクトな反応が面白いですね。また機会があればやってみたいです」

司会者「最初はさやわかさんの『AKB商法とはなんだったのか』の内容からチャート周りの話をして、そこからフェスとアイドル、Perfume~AKB~ももクロあたりの各論、という感じで進みました」



レジー「タイミング的に先週末にあったロックインジャパンの話が多くなったね」

司会者「ちょうど1年前のロックインジャパンネタが鹿野さん柴さんのおかげで爆発したのがこのブログの最初のバズでした」

レジー「最近いろんな記事で普通に「夏フェスがリア充の遊び場に・・・」みたいな話出てくるけど、はっきり指摘したのってこのブログが最初の方だと思うんだけどどうなんだろ。お時間ある方は改めて過去記事でも読んでいただけると」

ロックインジャパンについての雑記1 -RIJF今昔物語
ロックインジャパンについての雑記2-RIJFのRはリア充のR
ロックインジャパンについての雑記3 - フェスと雑誌の主従関係
ロックインジャパンについての雑記4 -で、今年はどーだったの?という話
フェス、SNS、アイドル

司会者「というわけで、今回は今年のひたちなかはどうだったかという話をしていただけると」

レジー「わかりました。とりあえず今年は近年まれに見る過ごしやすさだったね」

司会者「3日間通してものすごく暑い時間は少なかったですね。少し雨も降りましたが」

レジー「まああのくらいはどうってことないよね。あのフェス久々に豪雨になったらどうなるんだろうとか悪趣味なことをよく考えますわ。そんな話はさておき、まずは見たものを並べてみます」

1日目
PASSPO☆、SKY-HI、BiSちらっと、ねごとちらっと、ふくろうず、カリスマドットコム、ユニゾン、フジファブ、秦基博、サカナクション

2日目
シェフ、ベボベちらっと、アプガ、スペアザちらっと、赤い公園、クリープハイプ、パスピエ、アジカン、capsule

3日目
大橋トリオ、miwaちらっと、坂本真綾、くるり、安全地帯、MIYAVIKREVA、ベビメタ、9nine、ダイノジ後半、八王子P前半、10-FEET最後2曲くらい、Perfume

司会者「何か印象に残ってるものがあれば」

レジー「そうですね、今回は「声の力」みたいなものが強く記憶に残ってます。筆頭が安全地帯ですね。玉置浩二すごかった」

司会者「たった4曲だけでしたが」

レジー「ね。その後フジテレビで歌ったみたいだけど、それあったから早く帰ったのかな。スケジューリングがひどい。03年の岡村ちゃん思い出したわ」

司会者「短かったおかげでMIYAVIとKREVAの共演が見れて、あとベビメタにも間に合いました」

レジー「あれはラッキーだった。てかMIYAVIとKREVAのはかっこよかった」



司会者「玉置浩二は声の鳴りというか響きが今まで体験したことのないものでしたね」

レジー「うん。なんか全身がスピーカーになってるみたいな。たぶん歌がうまいってのはこういうことを言うんだと思うよね。井上陽水も久保田利伸も小田和正も平井堅も見たことあるけど、もしかしたらその人たちよりも凄まじいかもしれない。いいものを見ました。あと「声」って話で言うと、秦基博と坂本真綾が良かったですね」

司会者「どちらもフォレストでのアクトでした」

レジー「秦基博は自分のアーティストに対する思い入れ補整を除くと一番いいステージだったかもってくらい素晴らしかった。ほんとずっと聴いていたい感じで」

司会者「理想的な声ですよね」

レジー「ね。ああいうふうに歌えたら幸せだろうなあって気持ちになる。前もここで言ったけど今年出たアルバムもすごい良いので聴いてない人はぜひ」



司会者「あとは坂本真綾ですか」



レジー「あっさりしたステージだったけどすごい良かったね。まずMCから声が素敵なんですよ」

司会者「さすが」

レジー「歌っても喋っても耳に心地よい。バンドも手練れが集まってて安心感あったしね。もっとでかいところで見たいなと思ったけど、フォレストにばっちり合ってたね」

司会者「なるほど。先ほど「思い入れ補整」という言葉がありましたが、思い入れを持って見ていたアーティストについてはどうでしたか」

レジー「まず、ふくろうずとパスピエは外せないですね」

司会者「どちらも小さいライブハウスでやってた頃から見ているバンドです」

レジー「パスピエは最近とんとん拍子にデカくなってるから、紆余曲折あったふくろうずの方が特にぐっときたなあ。ひたちなかで『ごめんね』が聴けるとは!って感じで胸が熱くなった。万里ちゃんも気持ち入ってたなあと」



司会者「あとはやっぱりPerfumeですかね」

レジー「これは言わずもがなですね。なんかもう始まった瞬間にちょっと泣いてた。僕は路上で歌ってた時代とかは知らないんだけど、カウントダウンジャパンの一番小さいステージのトップバッターとか、リニューアル前のタワレコ渋谷の地下でやった『Baby crusing love』購入者のインストアイベントとか、今とはスケールの違う場所でやってたのも見たことがあったので、いろいろフラッシュバックしました」

司会者「選曲も良かったですね」

レジー「うん。アンコールの『Dream Fighter』の話がされがちだけど、中盤の『SEVENTH HEAVEN』から『心のスポーツ』の流れが最高でした。どっちも彼女たちの曲の中でトップクラスに好きな曲です」





司会者「素晴らしい」

レジー「いろんな人が言ってるけど、『SEVENTH HEAVEN』の振付で3人向かい合って踊るところがいいよね。あれをグラスステージの夜に見れてほんとに幸せだった。あとPerfume絡みで言うと、思い入れとかと関係のないところでcapsuleが超良かったんだよね」






司会者「この連発はすごかったですね」

レジー「吉幾三とかビースティとかってのはこれね」




司会者「クイックレポを見ていただくと雰囲気がわかりますが、スクリーンをがっつりいれて映像と音をシンクロさせたステージでした」

レジー「なんかさ、中田ヤスタカって男の夢を体現してるなあと思ったんだよこれ見てて」

司会者「はあ」

レジー「ステージのど真ん中に鎮座して自分の曲を女性に歌わせてそれで観客が超熱狂してるっていうね。それで別の日にも大きいステージに自分が手掛けてる人たちが出てるわけでしょ。すごいなあと」

司会者「男の夢というか自分の夢では」

レジー「中田ヤスタカになりたい。このときのレイクの雰囲気も良かったんだよね。バンプ裏でこっち選んできてる人の気合がすごい感じられた。人数自体はそこまで多くなかったんだけど、それがまた秘め事感があって楽しかった」

司会者「capsuleのような映像を駆使したパフォーマンスはDJブースでも行われてましたね。ステージバックが全面スクリーンになってて」

レジー「そうですね。アイドル含めてDJブースの滞在時間例年より長かったな。特に3日目のベビメタ→9nine→ダイノジ→八王子Pの流れが、「いろんなジャンルの音楽が集結してる」って感じがしてすごい良かった。アイドルの話はあとでまとめてするとして、ダイノジの盛り上がりはすごかったよ。毎年じゃないけど時間あればこの人たちのパフォーマンスは見るようにしてるんだけど、いつにも増してお客さんの反応が良かった気がする」

司会者「変わってきてますよね。こんなツイートもしてましたが」




レジー「この前行ったユニゾンのライブの雰囲気もすごい良かったんだけど、発信し続けてるとお客さんって育つんだなあと思った。あと八王子Pも半分くらいしか見れなかったけど面白かったなあ。ボカロPはこの人しか見てないけど、今回のDJブースの作りは実はボカロPが一番活用しやすいものになってたような」

司会者「全面スクリーンにボーカロイドが出てくると盛り上がりますよね」



レジー「うん。ほんとそろそろこっち側は本気でキャッチアップしていきたいと思ってはいるんだけど。あとこの日じゃないけどカリスマドットコムね。楽しみにしてたアクトの一つだったんですが期待通りに良かった」



司会者「なんか不思議な人たちでしたね」

レジー「普段は会社員ってのも勝手に親近感持ってます。この前出たアルバムはよく聴くことになりそう」



司会者「アイドルに関してはどうでしたか」

レジー「まず前提として、日にちの差はあれどそこまでネガティブな空気は漂ってなかったと思います。で、雰囲気としてはほんとに見たい感じの人たちが一部いて、その人たちを「どれどれアイドルってどんなもんかな」って感じで来てる人たちが囲んでいると」

司会者「この辺は他のアクトとも構造は一緒ですかね」

レジー「そうね。ただ、「どれどれ」って人たちの様子見感は他のステージよりも強かったと思うよ。アイドルってものを初めて見る人たちも大勢いただろうし。で、ちょっとした警戒感と言ってもいいような気持ちを持っていたであろう「どれどれ」層をどこまで巻き込めたか、ってのがポイントになったのかなと。漏れ聞こえてくるところではでんぱ組は完全に持っていってたみたいね」

司会者「あとベビメタもかなり盛り上がってましたね」

レジー「うん。でもね、この2つがここで盛り上がるのはそこまで不思議じゃないんですよ。ロックサイドにも存在が十分知られてる人たちじゃないですか」

司会者「メトロックでベビメタが大盛り上がりだったなんて話もありましたしね」

レジー「そうそう。で、僕がここで特に強調しておきたいのはそういう前評判なしでがっつり盛り上げて帰っていった9nineが最高だったっていう話なんですけど」







司会者「かわいい子たちが真っ当に踊って真っ当に歌うってことを忠実にやり切っていったわけでかっこよかったですね」

レジー「ほんとそうなんだよね。9nineがうけたってことについては2つ示唆的なことがあって。まず1つは、以前も書いた通りこのグループって「ストーリーを巡る争い」で他のアイドルグループの後塵を拝しているわけで、飛び道具上等なアイドルシーンではどうしても地味な位置づけになってると思うんですよ。それが「ロックフェス」という外の世界に出たことで、そういうハンデと関係のないフィールドで勝負できたわけです。で、その結果が今回のパフォーマンスとそれに対するお客さんの反応ですよ。ざまあみろって感じですね」

司会者「(何に怒ってるんだ)普段関与のない人たち相手であるがゆえに、「むき出しの力」が要求されると」

レジー「そう思います。お話作って盛り上げる戦い方やってもみんな疲弊していくだけなわけで、アイドルグループとしての本質的な部分であるパフォーマンスのレベルを愚直に上げて「枠組みの外で勝負する、しかもそれで評判を得る」ってのを見せられたのはアイドル市場という観点で見ても大きいことのような気がしました。これが1つ目の話。で、2つ目の話なんですけど、このグループって川島海荷がいるんですよ」

司会者「はい」

レジー「これってアイドルシーンの中で見てると当たり前のことになりすぎて誰も何とも思ってない気がするんだけど、実は結構重要な話なんですよね。川島海荷見たい!って言って前の方に行く人たちを何人も見たし、出てきたらみんなかわいいー!って言ってたし。9nineは5人それぞれに個性があって誰かを突出させるってのは似合わないグループだと思うけど、「川島海荷がいるグループなんだ」ってのは身内が思っている以上に引きが強いわけで、ここはもっとうまく情報化していった方がいいんじゃないかと。これが2つ目の話です」

司会者「なるほど。9nineに関してはちゃあぽんのMCもかなり効いてましたよね。完全にその場を掌握しきってたというか」

レジー「そうね。あれは大きかった。と言うのも、初日にPASSPO☆見てて思ったんだけど、やっぱり「いかにもアイドル」な感じのMCやり始めると途端に空気が冷えていくんだよね」

司会者「慣れるまで時間かかりますからねああいうの」

レジー「いまだに僕あんまり得意じゃないもんなあ。ステージ上できゃっきゃしてるのを見せるって手法はワンマンもしくはアイドルに関与のある人たち向けのシチュエーションならそれでいいと思うんですよ。そういう姿を見に来ている人たちもたくさんいるし、みんな目を細めて見ててくれる。でも「そもそもアイドルってどういう感じなんだろう」って思ってる人たちの前でそれやっちゃうときついよね。その辺PASSPO☆はちょっとまずったんじゃないかなあと思った」

司会者「その次のSKY-HIが徹底してた分差がはっきり出てましたよね」

レジー「うん。昨日のトークイベントでも「ロックとアイドルの前に、ロックとヒップホップの方が壁が高い」って話が出たんだけど、まさにそんな感じでSKY-HIもほんと人少なかったんだよね。でもその中で一見さん相手にどうインパクト残すかってのを相当ちゃんと考えてるのがわかったし、そのトライは成功してたと思う。すごい楽しかったし、お客さんも少しだけど増えてたような。この辺の「まだ支持基盤が固まっていないアーティストのフェスでの戦い方」って話はジャンル問わないよね。それこそこの前のTIFではさっしーがそのマナーを完全に理解したうえでHKTのすごいパフォーマンスをプロデュースしたわけで」

司会者「わかりました。長くなってきたのでぼちぼちまとめに入りたいのですが何か言い残したことがあれば」

レジー「んー、まあいつも通り総じて楽しかったって話ですけど。あ、そうだ、今年グラスステージの配置が変わって動線も違う感じだったんですが」

司会者「はい」

レジー「グラスがでかくなるっていう良さはあった反面、なんかグラスに気楽に行きづらくなったような気はしたね。DJブースとグラスをふらっと行き来する感じとか、飯買ってからグラス方面に行く感じとか、そういう動きがしづらくなったような気がするのは僕だけでしょうか」

司会者「ステージごとにセパレートされる感じが強まったんでしょうかね」

レジー「どうなんだろう。で、たぶんこの話と関係している部分もちょっとはある気がするんだけど、僕が去年指摘した「リア充カルチャーとしてのフェス」って部分に関して言うと、僕今回「集合写真!」とか「ハイタッチしてうぇーいwww」みたいな場面に意外と出会ってないんですよ」

司会者「柴さんのブログを見る限りいたるところでやってたみたいですよ」

レジー「ねえ。僕その手の空気直に感じたのクリープハイプくらいだな。なんかうまいことそういうのが発生しやすい空間ないしアクトを回避できてたんだよね。これってステージごとの独立性が高まってるみたいな話とつながってるんじゃないだろうか」

司会者「あとはそもそものブッキングとタイムテーブルの話も当然関係してきますよね」

レジー「うん。で、「みんなで盛り上がろうぜ!!」みたいな空気の一翼を今まではDJブースが担ってたわけじゃないですか。ホルモン流してみんなで頭振ってって感じの」

司会者「あーなるほど。今年はあそこからいわゆるロックDJの比重が減ったわけで、構造としてあの手の空気が生まれづらくなってるんだ」

レジー「たぶんそうなんだと思うんですよね。今年のひたちなかってアイドルばかりがフォーカスされてたけど、根底にあるのは「純粋に音楽メインで楽しみたい人たちのロイヤリティを取り戻そう」っていう発想だったんじゃないかなと。DJブースにいろんなジャンルを揃えたところからちょっとその意識は垣間見えてたけど、今回行ってみてフェス空間全体からそういう心意気をより強く感じました」

司会者「「アイドルなんか出しやがって、魂売ったか」みたいな人たちはまんまと出し抜かれた感じになりましたね」

レジー「ほんとだよね。まあでも、なんでもコミュニケーション消費を助長する方向にいったらほんとに音楽雑誌なんて死ぬからね。いくらフェス事業だTシャツ事業だって言ってても、雑誌そのものをつぶすのは本意ではないでしょう。そういう流れに楔を打ち込んだのが今年のひたちなかだったんじゃないかなと思いました。というわけで、来年も楽しみにしています」

司会者「わかりました。では今回はこんな感じで。次回はどうしますか」

レジー「現状未定なので考えます」

司会者「できるだけ早めの更新を期待しています」
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